故人様をお送りした後に信頼できるパートナーを目指して

納骨のタイミング

2021/02/13

コロナ禍が未だ収まりません。そんな中、つい先日、母が急逝しました。体調を崩し救急車で運ばれた時は受け入れてくれる病院を探すのが大変でした。コロナ感染の陰性がハッキリするまでの2週間は個室で隔離され、家族の費用負担も大きく、また入院中は面会も出来ず、本人にとっても家族にとってもストレスが多い状況でした。

海外に住む娘は帰国ができず、お見舞いどころか臨終に立ち会えず、葬儀にも参列できませんでした。国際結婚をして家族がいる彼女は仮に日本に帰国できても2週間の隔離生活をしないとならず今際の際の母親には会えません。また、その後、家族のもとへ戻ろうとしてもその国はコロナ禍対策で一度出国した外国人は再入国許可がおりないのです。外国に残してきた自分の家族と離れ離れになってしまいます。悩んだ挙句、彼女は帰国を断念しました。

日本にいる家族だけで小さく静かに葬儀を済ませました。葬儀の最中はお寺様の許可を得てWiFiを使って海外に住む娘とLINE画像通話をしました。式の様子を画像を通してではありますが、リアルタイムで観て、参列している雰囲気になりました。こうしてリモートで葬儀に参列したことはコロナ禍で思い通りにならない中、せめてもの救いでした。

コロナ禍が落ち着き、海外を行き来できるようになったら娘はすぐに帰国する予定です。その時に母親のいなくなった家に帰ってその死をどうやって受け入れていけばいいのでしょうか?ただ母親がいないだけでその他が変わることもないのです。入院していると言われればそうにも思えます。母親の亡骸にすがることができればその死を受け入れことはもう少しスムーズだったと思います。

49日の時期が来ましたが、海外に住む娘の為に納骨は延期しました。帰国した時にせめて骨壷を抱きしめて、その死を実感してくれれば、少しは気持ちが納得できるのではないでしょうか。本来ならば仏教の教えに添い49日に納骨すべきではありますが、コロナ禍で仏様の御慈悲をいただけると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA