ペット終活
● 2020/10/14
少子高齢化の中でパートナーが亡くなったり、生涯を独身で過ごしたりする人が、いわゆるお一人様でペットを飼うことが増えています。
年月が進み、飼い主が歳を取ると同時にペットも歳を取りそして病気になります。その時にはペットに「老老介護」となるのです。
大切なパートナーであるペットが一時的に病に伏せても完治することもあれば、残念ながら余命宣告されることもあります。
余命宣告された時には飼い主に大きなグリーフ、つまり悲しみが襲いかかってきます。実は飼い主だけではなく、ペットにもグリーフは襲いかかるのです。飼い主の態度がいつもと違う、生活スタイルが変わった、動物病院に行っては嫌な治療を受ける、それらによってペットは敏感に感じとるのです。
飼い主は悲観してネガティヴになってしまうとペットが不幸になってしまいます。大切なのは最善の治療といつもと変わらない環境の提供です。
病気によって、あるいは病気のために何かをやめたり制限したりすることがペットのための行動と思いがちですがペットにとって楽しい時間が失われ悲しみが増加します。飼い主の笑顔、食べ慣れた食事、楽しい散歩、ベッドで一緒に寝て旅行に行き、撫でてもらい、褒めてもらい、抱っこしてもらう、そんな病気以前の生活に近い環境を作ることが重要です。多少の痛みや違和感があっても好きなことをして楽しい時間を過ごすことで不快な事を忘れる力があります。
もしできるならば、ペットが元気なうちに「思い出ノート」を作成しておくとよいでしょう。写真や動画、思い出やエピソードなどを綴っておくとよいでしょう。